「あるがままの自分を受け入れること」をバッチフラワーレメディの植物から学ぶレッスンについて書いてみます。
こんにちは。「からだ」と「こころ」を入口に、じぶんの中の光に導くボディ&心理セラピストのじゅんこです。
「あるがままの自分を受け入れること」をバッチフラワーレメディの植物から学ぶレッスン
自分らしく軽やかに生きるには、「自己受容」が大切です。
「自分を愛する」
「自分を受け入れる」
ですね。
ただ、言うは易く行うは難しです。
わたしも以前は無意識に自分を責めたり、嫌な感情をどうしていいか分からずに「自分を受け入れる」ことができずにいました。
どんな自分でも受け入れる
「あるがままの自分を」を「ありまのままの自分=本来の自己」と捉えると、反対の状態は「自分らしくない」「不自然な自分」ということになります。
以前も「悲しいはずなのに笑顔になってしまう自分を解放するレッスン」とうブログを書きましたが、人は成長する過程で
・感情に蓋をしたり(抑圧)
・ネガティブな思い込み(ビリーフ)
など、生き抜く為に様々な本来の自己とはかけ離れた鎧と仮面を身に着けながら成長します。
では、本来の自然な「自己」はというと、無くなってしまった訳ではなく、ただ鎧と仮面の下に埋もれてしまっているだけなので、鎧と仮面に気づいて手放していくことで、隠れていた本物の自己にまた光が差します。
バッチフラワーレメディを用いることでも蓋をした感情に優しくアプローチできますが、植物を探求していくと、武装した鎧と仮面の自分さえも受け入れる(自己受容)が育ちます。
植物の英智
バッチフラワーレメディは38種類の植物のエッセンスから、心や感情のバランスを取り戻すシステムですので、一つ一つの植物も探求していきますが、植物を興味深く観察していくと「あるがまま」=「自分のままでいいんだな」という気持ちにさせてくれます。
参考に、バッチフラワーレメディの開発者である、バッチ博士が一番初めにつくったレメディ「インパチェンス」のあるがままを見てみます。
インパチェンス
バッチフラワーレメディを用いる際は、7つの否定的な感情を指標にしますが、インパチェンスは淋しさのグループで「忍耐力に欠け、すぐにイライラ、せかせかしてしまう」時に用いるレメディです。
◆他人を待つことが苦手で、協調性に欠ける
◆いつも焦っていて、人の話を聞けない
そんな感情を持っている時におすすめのレメディです。
では、インパチェンスの花を見てみます。
どうですか?
可憐な印象で、紫の色は「気品」や「知性」を表す色でもあります。
「忍耐力に欠け、すぐにイライラ、せかせかしてしまう」とは、程遠い印象を持ちます。
次は、根の部分を見てみます。
インパチェンスの根は短く、赤いのが特徴で花と一緒にみるとまるで印象が違います。
赤は、「パワフル」「ポジティブ」「アクティブ」などの行動的なエネルギー。
また、「怒り」や「フラストレーション」も連想させるので、「忍耐力に欠け、すぐにイライラ、せかせかしてしまう」がイメージさせられます。
俯瞰して全体性を眺めていく
普段、植物を見る時は「花」に目がいくことがほどんどで、植物の一つ一つの部分を見ることは少ないと思います。
この様に植物の一つ一つのパートを見ていくと、花は美しくて、根はどくどくしいという人間だけが持つ善悪、良し悪しの二元論的な見方が浮かんできますが、そもそも植物に善悪、良し悪しはありません。
また、根がなければ栄養を吸収できず、葉がなければ光を受けられず、美しい花は咲きません。
植物は、成長過程で様々な姿を現し、その姿を統合して美しい花をつけます。
俯瞰して眺めた時に、「全体で一つで在る」ことが見えてきます。
まるごとの自分を受け入れてみる
自分をインパチェンスに例えてみると、美しい花になりたいと思うがあまり花を咲かせる為の、根や茎、葉を見逃していませんか?
どうしても自分の駄目なところ、失敗したことなどに意識がいき、自分を責めたり、無かったことにしたり。
自分のこともインパチェンスの全体を見るように、自分の駄目だと思ってしまうところも、失敗したことも「成長の糧」「必然なこと」と捉えて、まるごとの自分を受け入れ、全体性を俯瞰して見れた時に、自分の中にある自然な叡智が顔を出すのではないかと感じます。
インパチェンスの「忍耐力に欠け、すぐにイライラ、せかせかしてしまう」の裏側は、「他人を受け入れる、忍耐力、内なる平和」という叡智が隠れています。
二つが統合されていく過程が、より自分らしく生きている過程ではないかと思います^^^